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なぜ人間はしぐさに気持ちが現れてしまうのか?その理由を徹底解説!

しぐさと気持ちの関係01 考え方のノウハウ

相手のしぐさを見れば、相手が何を考えているか分かる。

なんて言う人、いますよね?
しぐさや態度から相手の気持ちや考えが分かるって本当なんでしょうか?

嘘か本当か、ということで言えば「本当」です。

私は行動心理士という立場上、人と接する際には相手のちょっとしたしぐさを観察し相手の状況を読みながら話をスムーズに進めることがよくあります。

そういう意味では、人の気持ち(心理状態)としぐさには密接な関係があるといえます。
これは行動心理学からも明白な事実です。
ですから、しぐさと心理状態の関係を知ることは人間関係を円滑にするためには非常に有効です。

今回は、この「しぐさと人間の心理状態」の関係について考えていきましょう。

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人間理解が薄まってしまった現代社会

インターネットの普及から、私たちは急激な早さでネット社会へと突入してきました。
そしてスマートホンの普及はそれをさらに加速させ、人と人とのも急にケーションは今やネット上のSNSやメールで行うのが一般的になっていますよね?

さらに最近は多くの企業がテレワークを導入し、ますます人と人との接触は減る方向です。

こうしたことが影響してか、「最近の若者はコミュニケーション能力がない」などと言われることが増えてきています。
しかしながらこうした傾向は「若者」に限ったことではありません。
中高年者も含め、日本人全体の「コミュニケーション能力」が低下しているのが現状なんです。

なぜこんなことになってしまったのでしょうか?

相手が何を考えているか分からない

理由は冒頭にも書いたとおり「ネットの普及」です。

人と会わなくてもある程度のことが出来てしまう。
相手に言いにくいことを言わねばならない場合など、メールで済むなら相手の顔色とか気にしなくて済みますから人付き合いがあまり得意でない人にとってはとても便利ですよね。

また、人と一緒にいればそれだけで様々なコミュニケーションをとる必要が生じ、これも面倒に感じる人は結構いるんじゃないでしょうか。
こうした諸々が重なり、たいがいのことは「対面」しなくても足りてしまうのが現代なんです。

しかしこれには、大きな弊害があったんです。

人と会わないわけですから、当然ながら他者関係は築けません。
このことは「対人関係をどのように築けばいいのか」学習する機会が得られないということです。

対人関係が築けない、相手がどう思っているのか分からない・・・
ますます「人と接する」のが億劫になりますよね(笑)
最近では対人関係の構築に恐怖心を抱く人も増えてきているんです。

人と直接接することなくほとんどのことが出来てしまう、だから人と接する機会がどんどん減っていく、対人関係が希薄になる、相手が何を考えているか分からない、人と会うのが億劫・怖い。

こうしてますます人とのコミュニケーションが減っていくんです。

人間は社会的動物

実はこの「コミュニケーションの減少」はとても深刻な事態なんです。

本来、人間は社会を構築しその中で互いに支えあって生活する動物なんです。
これを「社会的動物」といいます。

社会的動物である人間は、周囲の人との関わり、コミュニケーションによって自分の価値観や幸福感の基盤を築いていくんです。
つまり、私たちは他人と接触することで自らの人生観も含め大きな影響を与えられているんです。

本来であれば、こうした周囲の人とのコミュニケーションを通して「どのように他人との関係を築いていけばいいのか」「相手がどのように思っているのか」を自然に学習していくのですが、現代社会はその機会が極端に少なくなってしまっています。

このため、今の日本人の多くが「相手が何を考えているのか分からない」という状態になってしまっているんです。

このことを嘆いたところで、社会がこうした他者とのコミュニケーションが極端に少ない状況になってしまっている以上どうしようもありません。

コミュニケーションから学べないなら「知識」として学べばいい

相手が何を考えているのか分からない。

何もしなければ、この状況が改善することは期待できませんよね?
だからといってコミュニケーションの機会を増やす?
それってあなた一人でどうにか出来ることではありませんよね?

他者とのコミュニケーションの取り方が分からず、人間関係をうまく構築できないという状況は、社会的動物である人間に「ストレス」や「孤独感」「苦しみ」などを生じさせます。
この状況が続いた結果、社会全体が病んだ状態になっていく危険性も十分にあり得るんです。

じゃあ、どうすればいい?

人間の行動・思考傾向を理解する

実はこうしたことを研究している学問があるんです。

それが「行動心理学」です。

私たちの行動は、私たちの「感情」や「思考」などがもとになり現れてくるものです。
ですから、相手の行動すなわちしぐさやコミュニケーションの取り方を観察するだけで、ある程度の相手の「本心」を理解することが出来ます。

たとえば、人間は嘘をつくと無意識に鼻を触るという行動に出るというのは有名ですね。

これ以外にも、様々な場面で自分の気持ちや心理状態が「ふとした行動」として現れてくることが知られています。

こうしたことを「知識」としてでも理解していれば、相手と最小限のコミュニケーションしか取らなかったとしても多くのことが見えてきますよね。
それにより、無用のトラブルを回避できたり商談をスムーズに進められたり出来るかもしれませんよね?

行動心理学によって、人間の行動やしぐさには人間の心理状態が深く関係していることが分かってきているならば、これを利用しない手はありません。
そう思いませんか?

まとめ

今回は人間のしぐさや行動にはその人の気持ちや心理状態が反映されているということを説明しました。

今回は概論として大ざっぱなことのみの説明にとどめましたが、しぐさと人間心理の関係って知れば知るほど興味深いものなんです。

実際のしぐさと心理状態の関係につきましては、別の記事で詳しく説明したいと思いますので、興味のある方はそちらの記事もお読みくださいね。

 

ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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