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正しい情報を取捨選択するために必要な「ちょっとしたコツ」とは

情報の取捨選択にはコツがある 考え方のノウハウ

この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。

世の中、情報に溢れかえっています。

何をするにしても、より多くの情報を持っている方が有利に立ち回れるのも事実です。
しかし、巷に溢れかえっている情報のすべてが正しいわけではありません。
ネットが世界中の隅々にまで行き渡っている今、必要を遙かに超えた情報が私たちの周りに散乱しています。

正しい情報を手にすれば、それはあなたにとって強力な武器になりますが、誤った情報を手にしてしまうととんでもないことになるかもしれません。

氾濫する情報の中から、私たちはどうやって正しい情報を選択すれば良いのでしょうか?

今回は情報の取捨選択について考えたいと思います。

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正しい情報とは?

まず「正しい情報」とはなにか、について。
あなたは「正しい情報とはどのようなものですか?」と訊かれて正確に答えることができますか?

正しい情報とは「嘘のない真実」を伝えている情報

と答える人もいるでしょう。
これは間違ってはいません。
いませんが、正確ではないといえます。

なぜなら嘘や真実は絶対的なものではないからですね。

例えば「7月は暑い」と言った場合、日本人にとっては大方これは真実と言って良いでしょう。
しかし南半球に住む、例えばニュージーランド人にとっては「7月は寒い」が真実となります。
このように「真実」は状況によって異なってくると言うことを、まず念頭に置いておく必要があります。

では、日本人にとって「7月は暑い」は本当に正しい情報と言えるのでしょうか?
答えはノーで、暑いと言う感覚は人によって随分と異なるものです。
気温30度を暑いと感じる人もいれば、丁度良いと感じる人もいます。

ですから同じ情報でも人によって、あるいは状況によってその意味するところは違ってきてしまうと言うことです。

ということは、すべての人にとって「正しい」情報というのは存在しないと言うことです。
実はこのことが情報を扱う上でとても厄介な問題となってきます。

正しい情報と必要な情報を混同するべからず

すべての人にとって「正しい」といえる情報は存在しないとお話ししましたが、では「正しい情報」とは一体どのようなものなんでしょうか?

それは「あなたにとって」必要な情報ということになります。

ひとつ例を挙げてみましょう。
あなたが夏休みにビーチリゾートに遊び行くとします。
あなたはそのビーチリゾートについて事前にいろいろと調べますよね?

すると、調べた情報に「夏場は紫外線が強く日焼けに注意が必要」というものがありました。
そこであなたは出かけるときに日焼け止めクリームを用意しました。
ところが実際にビーチリゾートに行ってみると、滞在中ほとんど雨でした。
傘を持っていなかったあなたはホテルに缶詰め状態でトホホ・・・

なんだ、せっかく日焼け止めまで用意して行ったのに・・・
と、ぼやく結果となったわけですが、あなたが調べた「夏場は紫外線が強く・・・」という情報は正しくなかったのでしょうか?

実はあなたが調べた情報とは別に「8月のお盆シーズンは比較的雨が降ることが多い」という情報があったとします。
これを知っていれば、あなたは日焼け止めと一緒に傘も持っていったことでしょう。

ここでは「紫外線が強い」という情報と「お盆の時期は意外と雨が多い」という情報が同時に得られる状況になかった(ネットから情報収集していたとしても情報源が違ったりすることはよくあることですよね)ために、事前の準備が十分に出来なかったわけですよね?

そしてどちらの情報も内容としては「正しい」のですが、どちらか一方の情報だけでは十分な準備が出来ないと言うことになってしまう・・・

つまり、情報は「正しい」だけでは十分ではないということです。
今回の例では、しっかりとした準備をするのに「必要な」情報をすべて入手出来てはじめて、正しい行動が可能になるんです。

正しい情報を選択することは必要条件ではあっても十分条件ではないということですね。

必要な情報を十分に集めるために

では、どこまで情報を集めれば「十分」と言えるのでしょうか?

実はこれは簡単で、事前に「自分がどのようなゴールを望んでいるか」を認識すれば良いんです。
先ほどの例では「ビーチリゾートで楽しい時間を満喫する」ことが最終ゴールでしょう。
であれば、そのためにどのような情報がどれだけ必要か、と考えればいいわけです。

ビーチリゾートだから浜辺で遊ぶ時間もあるだろうし、周辺の観光地巡りをするかもしれません。
またその土地の名物も味わってみたいですよね?
こうして考えて行けば、事前に必要な情報は自ずと分かってくるでしょう。

実際の情報集めの際に注意すべきこと

ここまでで、どのような情報をどれだけ集めれば良いのかは分かりました。
あとは実際に情報を集めてくるわけですが、ここで注意すべきポイントがあります。
それは「嘘の情報や役立たない情報」を拾わない、ということです。

ネットがここまで世界中に行き渡った現在、どんなにマニアックな情報でも簡単に手に入る世の中になっていますよね。
スマホやPCから検索すれば、あっという間に溢れんばかりの情報が手元に得られます。

ただ、これらの情報には信頼できるものと信頼できないものがある、ということは言うまでもありません。

例えば先ほどのビーチリゾートの例で考えると「お盆の時期は雨が降る可能性が高い」という情報に混じって「1年を通じて天気は安定しており夏は快晴率が高い」なんて真逆の情報もあったりしたら、あなたはどちらを信じますか?

この場合、どちらかの情報の信頼性について疑う必要が出てきます。

どちらが正しいか、別の情報源を探してみたり旅行サイトのクチコミ情報を見てみたりと自分なりに正しいのがどちらか調べる必要があります。
その上で、最終的にはあなた自身が判断するという流れになります。

しかし何故このように正反対の情報が出てきてしまうのでしょうか?

理由はいろいろと考えられます。
もし本当は雨が多いとしたら、地元の人たちは観光客に来てもらうために「雨が多い」と言うことを隠したいと思うかもしれませんし、雨が少ないと嘘を言うかもしれません。

実はここがポイントで、情報というのは「あなたが求めている」ものだけではなく「あなたを欺く」ためのものも数多くあると言うことです。
嘘をつくのは良くないことですが、残念ながらあなたが手にする情報にはこうした信頼できないものも多々混じっているのは厳然とした事実なんです。

求められるのは情報リテラシー?

数多くの情報の中から必要な情報を必要なだけ、しかも信頼できない情報は排除して手にするというのは、残念ながら誰にでも出来ることではありません。

その情報が信頼できるか出来ないか、どうやって判断すれば良いのでしょうか?
それが分からなければ、情報の取捨選択は不可能です。

こうした「情報リテラシー(情報を正しく判断するためのスキル)」は自分で高める努力をしなければ上がりません。
では、どうすれば情報リテラシーを高めることが出来るのでしょうか?

誰にでも可能ないくつかの方法を紹介しますね。

まずは疑ってかかる

あなたの周りに氾濫する情報について、まずは疑うところからはじめましょう。

あの人が言っていることだから信用できる、とか思ってはいけません。
その人は信用できても、その人が持っている情報が正しいかどうかは分かりません。
その人が既に騙されているかもしれませんからね。

そういう意味で、まずはあなたの周りの情報はどんなものでも一度は疑ってみることです。
そして自分なりに調べてみて、正しいかどうかを判断するクセを付けましょう。

思い込みは厳禁

どんな情報源でも、それを手放しで信用してはいけません。

だってTVのニュースで言っていたからとか、新聞に書いてあったからとか言う理由でメディアの情報を鵜呑みにする人が多いですが、TVや新聞が本当のことしか言わないと思っている段階でアウトです(笑)

確かにメディアは嘘を言うことはそうそうないかもしれません。
しかしメディアは「伝えなければいけない情報をあえて伝えない」ことは頻繁にありますよ。
それを知っていれば別の判断が出来たかもしれないということが起こります。

私たちの考えや判断を特定の方向に誘導するために、都合の悪い情報をオープンにしないという手法は、残念ながら今日のメディアでは日常的に行われていることです。
これは嘘を言っていないというだけで、情報の伝え方としては明らかに公平性を欠いています。

ですから「ニュースで言っていたから」とか「新聞に書いてあったから」みたいな理由でその情報を鵜呑みにしないようにしましょう。

でも、新聞もTVも信頼できないとなるとどうすれば良いのでしょうか?

複数の情報源を持つ

もしもあなたが情報源をひとつしか持っていないとしたら、その情報が正しいものか間違ったものかを判断する基準を持たないことになります。

あなたがどんなにその情報源を信頼していたとしても、それだけに頼るのは危険です。
新聞なら新聞、TVニュースならTVニュースでも結構ですが、複数から情報をとり内容を比較しましょう。

よくありがちなのは、天下の国営放送のニュースで言っているのだから絶対に正しい、みたいに言う人がいますが、最近では前述したような「報道しない部分」を作ることにより視聴者に正しい判断が出来ないような報道手法も無いわけではありません。

全国紙も同じことです。
左寄りの報道をする新聞もあれば政府の広報かと思ってしまうような忖度記事を恥ずかしげもなく載せている新聞もあります。

こうした状況は複数のメディアを比べてみることで、ある程度は自分で判断が付くようになります。

こうしたことを繰り返すことで、あなたの情報リテラシーは少しずつ高まっていきます。
そうすれば、自分の目的にかなう情報を必要かつ十分なだけ、しかも信頼できる形で手にすることが出来るようになります。

まとめ

今回は、正しい情報を取捨選択するための「ちょっとしたコツ」について考えてみました。

ひとことで言ってしまえば「情報リテラシー」を高めましょう、と言うことなんですね。

そうすれば、どんな状況でも困ることはなくなりますし、フェイクニュースや詐欺商法のようなものに騙されることもなくなります。

何事も疑ってかかり、思い込みを捨て、複数の情報源を比較検討すること。
これがあなたの周りに氾濫している有象無象の情報から正しい情報を必要なだけ手に入れる秘訣です。

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