最近、いろんな場面で「朝活」が話題になっていますよね。
かくいう私も朝活推進派ですが、はっきり言って良いことだらけです(笑)
やることは同じなのに、夜やるのではなく朝やると確実に効率が上がるのはなぜなんでしょうか?
今回はこの「朝活」について、そのメリットを中心に紹介していきたいと思います。
夜活から朝活に切り替える人、続出中!
本稿をお読みいただいているほとんどの人は、会社員であれ主婦であれ日中なんらかの仕事をしていることでしょう。
平日は朝起きて会社に行き、一生懸命に働いて、残業して疲れて帰宅して、風呂に入って夕食を摂って、ちょっとテレビでも見て寝る・・・
1日の中で自分の自由に出来る時間なんてほとんどない状況でしょう?
そんな中で、何とかやりくりして時間を作り自分のために何かをしようと思っても、なかなか難しいですよね・・・
でも何かをしようと思えば、何とかして時間を作るしかない。
どうやって時間を作り出しますか?
・夜テレビを見る時間を減らして
・通勤時間を利用して
・睡眠時間を削って
などなど。
こうして挙げてみても、かなり無理がありますよね(笑)
夜テレビを見る時間を減らす、というのは確かに良いかもしれませんが、それとて作り出せる時間なんて1時間かせいぜい2時間くらいのものでしょう?
通勤時間を利用するのも悪くはないでしょう。
しかし出来ることが限られてきます。
電車やバスの中で出来ることですから本を読むとかポータブルプレーヤーでリスニングの勉強をするとか・・・
睡眠時間を削るのは、あまりお勧め出来ません。
これは健康に良くないですし、睡眠が足りていないと身体の免疫力が低下してしまいますから。
こう考えていくと、いろいろと工夫したとしても1日に1時間〜2時間の時間を無理やり作り出すのが精一杯ですね。
順番にもう少し踏み込んでみてみましょうか。
夜テレビを見る時間を減らす
これが現実的には最もまとまった時間を捻出できそうです。
といっても、せいぜい1時間〜2時間でしょう。
しかし毎日仕事をしてきて、疲れ果てている身体にむち打って、夜寝る前の時間を自分のために使うのは、結構キツいですよ!
仕事をしていればストレスも溜まっているでしょうし、嫌なことがあればガス抜きにビールの1本も飲みたくなりますよね。
それらまで我慢しても、疲れた身体と頭では効率の良い作業は期待できません。
当然のように眠気との戦いです。
1時間〜2時間なんてあっという間です。
気付けばウトウトしてしまい、ほとんど何も出来ない・・・なんて日も多くなるでしょう。
通勤時間を利用する
毎日の通勤時間は一定の時間を電車やバスの中で過ごしますから上手く活用すればそれなりの作業時間にすることも可能です。
ただし、集中して何かをするのには決して向いているとは言えません。
数分ごとに車掌さんのアナウンスが入りますし、限られたスペースしかない電車内やバス内で出来ることは限定されます。
本を読むとか、英会話のリスニング教材を聴くとかなら良いかもしれませんが、PCなどは使えませんし声を出すことも出来ない状況ですので、なかなか思うようにはならないでしょう。
おまけに車内で知り合いと乗り合わせたりすれば、本すら読めなくなる可能性もありますね。
睡眠時間を削る
毎日のルーティンの中から時間の捻出が出来ないなら、何とかして使える時間を増やすしかない・・・寝る時間を減らせば良いじゃないか!
一見、良さげな考えに思えますがやめておいた方が良いでしょう。
人間は毎日一定以上の睡眠を取ってはじめて、十分なパフォーマンスを発揮することが出来る生き物です。
今あなたの睡眠時間は、今のあなたがしっかりとパフォーマンスを出すために必要な時間のはずですから、これを減らすと結果的にパフォーマンスが低下します。
パフォーマンスの低下はさまざまな場面で影響してきますよ。
ですから睡眠時間を削ってはいけません。
みんな自分を過信しすぎです、特に若い人たちは。
健康あっての毎日だということを忘れないようにしましょう。
じゃあどうすれば良いの?
はい、答えは「朝活の活用」です。
最近はこの「朝活」をする人が増えてきているんです。
なぜならメリットだらけだからです。
どんなメリットがあるかといえば・・・
朝活に切り替える5つのメリットとは?
なぜ朝活に切り替えるとメリットだらけなんでしょうか?
その理由について代表的なものを順番に見ていきましょう。
頭がクリア
朝活の最大のメリットは頭がクリアであることです。
夜テレビを見る時間を削って、眠くて疲れた頭で1時間〜2時間作業するなら、その分さっさと寝てしまいましょう。
これだけで普段よりも1時間〜2時間早く寝ることが出来ますね。
その分、朝は1時間〜2時間早く起きれば良いんです。
眠くて疲れている状態で夜遅くまで作業するよりも、朝すっきりした状態で作業した方が断然効率的だと思いませんか?
でも、朝はボーッとしてしまいなかなか目が覚めないよ・・・
だったら目をしっかりと覚ませば良いだけです。
冷たい水を一気に飲むとか、コーヒーを飲むとか、シャワーを浴びるとか。
方法はいくらでもあると思いますよ、朝起きてストレッチ体操をするのも効果的かもしれませんしね。
どの方法が最も効果的かは、あなた自身でいろいろと試してみてくださいね。
しっかりと目が覚めたら机に向かいましょう。
夜、眠い目をこすりながらの作業とは比べものにならないくらいはかどりますよ!
同じ1時間〜2時間という時間でも、朝の方が何倍も作業が進みますから。
外乱がない
朝活のもうひとつのメリット、それは「外乱がない」ことです。
夜は何かと外乱が多くなり勝ちです。
面白いテレビ番組とか、ストレス発散にビールを飲んじゃうとか、家族と会話するとか。
でも、朝はこれらがまったくありません!
早朝から面白いテレビはやっていませんし、朝からビールを飲んだら会社に行けなくなるから飲まないでしょう?
そして家族はまだ寝ています(笑)
一切の邪魔が入らない環境が手に入るんですよ朝活って。
早朝は街も静かですから、なおさら作業に集中できますしね。
このメリットは朝活をやった人なら誰しもが感じるものです。
そしてこのメリットがあるから朝活を始めると、もう夜活には戻れなくなるんです。
充実感
3つめのメリット、それは「充実感」です。
まだみんなが寝ている時間に早起きして頑張って作業している・・・
これって周りの人に差をつけているような気分になります(笑)
だってみんなまだグーグー寝てるんですよ?
でも自分は起きて、自分のために作業している。
多分に自己満足なところはあるにせよ、これってすごく充実感を伴います。
良いじゃないですか、自己満足で。
誰にも迷惑をかけていないし自分のためになるし、充実した気持ちになるのは悪いことじゃないでしょう?
ズルズルとしない
もうひとつ、朝活のメリットは「時間が切られている」ということです。
毎日決められた時間に会社に行くわけですから、いつまでもだらだらと朝活を続けるわけにはいきません。
時間になれば朝食を摂り、服を着替えて家を出るでしょう?
このため、朝活が出来る時間は明確に「○○時まで」と決まってきます。
これが実はとても大きなメリットなんです。
その時間までに「個々まではやっておきたい」と思えば、それだけ作業に集中しますよね?
朝起きたばかりで頭がすっきりしていますから、集中すれば驚くほど作業がはかどります。
これはやってみれば誰もが納得することです。
これに対し夜活は何時まででも出来てしまいますよね(笑)
寝る時間を遅らせればいいわけですから作業時間を増やすことは可能なわけです。
しかし疲れた頭でだらだらと夜遅くまで作業したって、たいしてはかどりませんよ。
だったらさっさと寝て、朝活にした方が遙かに良いでしょう?
睡眠時間を削らないから健康的ですし、すっきりした頭で作業するから効率的ですし、おまけに時間が限られているから集中しますし。
ね、良いことだらけでしょう?
仕事の立ち上がりが早い
もうひとつ、これは無形の効果と言えるかもしれませんが、朝早く起きて作業していますから、会社に着く頃には身も心も完全に準備が出来ている状態です。
朝、会社に行ってエンジンがかかるまで時間がかかると言う人もいるかと思いますが、こうしたことがとても少なくなります。
だってすでに朝活で頭がシャキッとしていますから(笑)
会社の仕事の効率も良くなることが期待できるのも、朝活のメリットと言えるでしょう。
まとめ
朝活のメリットについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
同じ作業でも朝やるか夜やるかで「何もかも」が変わってきます。
眠いのに無理して夜遅くまで、睡眠時間まで減らして作業するくらいなら、さっさと早寝してその分早起きしましょう。
朝活は良いことずくめです。
やってみれば分かります。
いちど朝活の良さを実感してしまうと、二度と夜活に戻れなくなります。
ですから不健康な生活を捨てたくない人にはお勧めしませんが(笑)