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健康寿命と平均寿命の違いを知ることはあなたの人生を豊かにすること

健康寿命と平均寿命の違い 既成概念を打破する

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

日本が世界一の長寿国であることは、きっとあなたもご存知でしょう?

実際のデータで見てみると、2016年のWHO調査によると日本人男女の平均寿命は84.2歳で世界1位です(男女別では男性81.1歳で2位、女性は87.1歳で1位)

このデータから「人生80年」みたいな言い方をしますが、多くの人はここで勘違いをしています。
このデータを見れば、女性は87歳まで生きられるし男性だって81歳までは生きられるんだから「人生80年」は間違っていないだろう、というわけです。

確かにこれは間違いではありませんが、大きな落とし穴があるんです。
今回はこの「落とし穴」について考えていきたいと思います。

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人生80年と聞いて安心している場合ではない

たとえばあなたが今40歳だとしましょう。

人生80年、まだ私の人生折り返し地点に来たばかり、まだまだ時間はたっぷりある。
ではあなたが60歳だとしたらどうでしょう?
80歳まであと20年ある、これからが私のセカンドライフ、思い切りこれからの20年を謳歌しよう、と思いますか?

20年あれば今まで会社の仕事ばかりで時間がとれなくて行けなかった世界の国々を旅して回れるし、国内の観光地巡りだってできる。
充実した余生を過ごすぞ!

そう思う人がまだまだ多いことに私は動揺を隠すことが出来ません。
もしもあなたが本気でそう思っているとしたら、それはあまりにも楽観的過ぎると言わざるを得ません。

これからその理由について説明していきますね。

人生80年は平均寿命

本記事の冒頭でWHOのデータを紹介しましたが、このデータは「平均寿命」をしましたものです。

平均寿命というのは「何歳まで生きられるか」の平均値です。
そういう意味では「人生80年」は間違った表現ではないといえます。
ただし平均寿命は「生きられる」平均的な年数ですから「どのような状態」で生きているかという指標は考慮されていません。

ですから要介護状態の人や歩行困難な人、病気で寝たきりの人なども含まれているということです。

ここでWHOが発表しているもうひとつのデータがあります。

このデータは「健康寿命」というものです。
健康寿命とはどのようなものでしょうか?
平均寿命と何が違うのでしょうか?

健康寿命は80年ではない

健康寿命とは、介護を受けたり寝たきりにならず「自立」して健康に生活できる期間のことです。

WHOの2016年データによると、日本人は男女平均で74.8歳とあります。
これは平均寿命(84.2歳)よりも10年近く短いことになります。

健康寿命と平均寿命との差は「支援や介護を必要とする期間が10年近くある」ということを示しています。
つまり、健康上の問題で日常生活に制限のある期間が10年近くあるということ。

日常生活に制限がある状態では、なかなか自分の思い通り人生を謳歌するというのは難しい部分がありますよね。
そうなると健康な人と同等の生活を送ることも様々な形で制限されることになります。

現状を見る、という意味では健康寿命が「元気に過ごせる期間」と考えるべきです。
だとすると、人生80年ではないですね。

天寿を全うするまで元気でいるために

とはいうものの、自分がどうなるかなんて預言者でもない限り分かりませんよね?

まずは現実をしっかりと直視する意味で、自分で自分のやりたいことを存分に楽しめるのは「健康寿命」までと認識することです。

そう考えると、いま60歳の人に残された時間はそんなに多くはないと気付きますね。

そうなんです、のんびりなんてしていられないということをしっかりと認識して欲しいんです。
その上で今後の人生をどう過ごすかを、今からしっかりと計画して欲しいと思います。
そしてあなた自身の健康寿命を少しでも延ばす努力もして欲しいと思います。

自分の健康は自分で守る

これは若いからって関係ない、ということではありません。

あなたの日ごろからの生活習慣があなたの健康に大きく影響してきますので、体にムリのかかるような生活は極力避けることが寛容です。

そんなのムリでしょ。
だってまだ若いんだし、そんな年寄りになったときのことを考えながら毎日過ごすなんて面白くも何ともないし。

その気持ちもよく分かります。
私だって20代30代の頃はかなりのムリや無茶なこともたくさんしてきましたし、それがすごく楽しい経験だったことも認めます。

ですから若いあなたに老人のような生活をしろ、なんて言うつもりはありません。
でも出来る範囲で結構ですから、今までよりも少しでも余計に自分の健康について考えてみて欲しいんです。

ほんの少しのことで良いんです。
毎日のビールの量を少し減らすとか、朝食はちゃんと食べるとか。
そんなささいなことでも、10年20年後には大きな変化になってくることもあります。

あなたが年をとって「あの時もう少し摂生していれば」と後悔しないためにも。

まとめ

今回は寿命について考えてみました。

寿命には大きくわけて平均寿命と健康寿命があり、健康で自立して人生を楽しめる期間は健康寿命だということを説明してきました。

もちろん、自立できなくなってからの人生でも多くのことは経験できると思いますし、それも自分自身の人生にとってはかけがえのない大事なものだと思います。

ただ、あなたがいま考えている「生きているうちに経験したいこと」リストの大半はあなたが健康であることが前提じゃないですか?

だとしたら、あなたに残された時間は「人生80年」ではないということです。

最後に、今回の記事で説明した「平均寿命」「健康寿命」は、説明を分かりやすくするために詳細な定義についてはあえて割愛しました。
このため厳密には説明が正確ではない部分もあることご了承ください。

実際の言葉の定義や正確な意味につきまして、より詳細を知りたい方はご自身で調べてくださいね。

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