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ナンバーワンもオンリーワンももう古い!これから目指すならこれ。

ナンバーワンとオンリーワンどっちが良い? 既成概念を打破する

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

ナンバーワンとオンリーワン、どっちになりたい?

この手の会話って思いのほか多い気がします。
ナンバーワンというのはそのジャンルでひとりだけですが、オンリーワンは人それぞれなのである意味「誰でも」なることができます。

このためかナンバーワンを目指す人の中には、
「オンリーワンなんてナンバーワンになれないかナンバーワンを目指す気概のないヤツのエクスキューズでしょ」
なんて尖ったことを言う人もいます。

私に言わせれば、ナンバーワンとオンリーワンを比較したり優劣をつけたりすること自体がナンセンスですが、巷ではこのふたつはやはり同じ土俵で論じられることが多いのが現状でしょう。

そこで今回はナンバーワンとオンリーワン、そしてこのふたつとはまた違った選択肢について考えてみたいと思います。

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ナンバーワンとは?

ナンバーワンとは読んで字のごとく「イチバン」ということですね。

その分野でテッペンを取ることで得られる称号、それがナンバーワンです。
その分野でのヒエラルキーの頂点ですから、本人にとっては喜ばしいものでしょう。
スポーツの分野でも、学問の分野でも、そしてビジネスの分野でも、多くの人たちがナンバーワンを目指してしのぎを削ります。

結果、ナンバーワンになれたときには「優勝」「金メダリスト」「ノーベル賞受賞」「社長」など、その分野のトップに与えられる称号と名誉を手にすることができます。

ナンバーワンになれた人たちはある意味、なれなかった人たちよりも頑張ったのでしょう。
だから他の人達がなし得なかったトップの座を手にできたわけですね。
これは紛れもない事実です。

このことは確かに「すごいこと」なのですが、反面その名誉にあぐらをかいてしまう人も少なからずいるのも事実です。

私は頑張って優勝した。
だからみんなから尊敬されて当然だ、みんなよりも偉い、一目置かれる権利がある。

私は人一倍努力して社長にまで上り詰めた。
これからは私がこの会社のボスだ、みんな口の聞き方に気をつけろ。

私の長年の研究が実を結んでついにノーベル賞を受賞できた。
その私に駆け出しの研究者が意見しようなんて十年早い!立場をわきまえろ!

ナンバーワンを撮った人の中にはこういう勘違い野郎が少なからずいるんです。
そして自分のこういう態度や考えが「間違っている」ことにすら気づかない。
残念ながらすごく滑稽です。

ナンバーワンは偉い?

こういう人たちは、自分がナンバーワンになる以前から「ナンバーワンは偉い」と思っています。

ナンバーワンになれば何もかも変わる。
地位も名誉も収入も。
確かにそのとおりですが、だからといって偉くなったわけではありません。

でもその事に気づいていない。

地位や名誉が得られる人は他の人よりも偉いんだ、だから他の人達よりも多くの収入を得ることができるし、周りの人たちは自分のことを敬うのだ。
ナンバーワンは上級国民へのパスポートだから・・・

本気でそう思っている人って、あなたが思っている以上に多いですよ。

その証拠に、そういう人に話しかけてみればわかります。
どこかであなたのことを下に見ている・・・そう感じる場面があればその人は自分が偉いんだと勘違いしています。

ですからそういう人に
「ナンバーワンよりオンリーワンでしょ」
とか言うと、ほぼ間違いなく

「そんなの綺麗事に過ぎないね、社会は常に競争の原理が働いているのだからオンリーワンが良いなんていうのは単なる妄想か戯言に過ぎないでしょ」

みたいな辛辣な反論が返ってくることでしょう。
まあ自分が頑張って手に入れたナンバーワンですから、その価値が損なわれるような言い分に耳を貸したがらない気持ちはよく分かりますが。

ナンバーワンの苦悩

ナンバーワンはその分野の頂点ですから、やはりそこを目指す人たちにしてみれば「目指すべき最終目標」であることは間違いありません。

しかしながら、ナンバーワンはその性質ゆえに、それを手にした瞬間から常に「ナンバーワンでなくなる」ことの不安に付きまとわれることになります。

いまはトップに君臨できているけれど、いつ何時トップの座を追われるか分からない。

そしてナンバーワンの座をほかの人に明け渡した瞬間から、もうあなたはナンバーワンではなく「ナンバーワンだったひと」になります。

そしてあんなに努力して手に入れた「ナンバーワン」の御利益もロウソクが吹き消されるがごとく消えてなくなります。

いままでの自分の人生って何だったのだろう・・・
これから何を頼りに生きていこう・・・
頂点から落っこちてしまった今、何を目標にすればいいのか・・・

こうした「ナンバーワンの苦悩」は、すぐに消化できる人もいればなかなか消化できず長い間もだえ苦しむ人もいます。
それでも、ここを乗り越えて「次のステージ」に踏み出すことはナンバーワンの宿命と言えます。

オンリーワンとは?

これに対し、オンリーワンは全く違う軸足に立った考え方と言えます。

オンリーワンはナンバーワンとは異なり、自分の外に比較対象がありません。
自分はこれだけは誰にも負けない、と思えるのであればそれはあなたにとっての「オンリーワン」といえます。

ナンバーワンとの決定的な違いは「ほかの人たちが認めるかどうかは関係ない」ということです。

かなり乱暴なたとえになりますが、芸術分野における評価などはこれに近いものがあります。

たとえばピカソの絵画は見る人によって評価が大きく分かれるでしょう。
でも、ピカソの絵画はピカソ「ならでは」のものであり、ほかの誰にも真似のできないものです。
そういう意味でピカソの絵画はオンリーワンと言えます。

つまり、誰かと比べてとか何かと比べてどうこう、という価値基準はオンリーワンには当てはまらないということですね。

オンリーワンは「独りよがり」なのでは?

とは言うものの、以下のような声もあります。

「能力も才能もない人間が「オンリーワン」だの「個性」だのといくら騒いでも負け犬の遠吠えにしか聞こえない。人と同じことができた上でその道を極めるから個性が生まれオンリーワンと言えるのではないか。でなければオンリーワンなんて単なる独りよがりに過ぎないのでは?」

ごもっともでございます・・・と言いたいところですが、これは全くの的外れな意見と言わざるを得ません。

この意見には、オンリーワンについての評価に「外部との比較」という要素が入り込んでしまっています。

人と同じことが出来た上でその道を極める・・・って、何が「人と同じ」なんでしょうか?
人と同じ価値基準があって、それを満たしていない人が何かをやってもそれは個性ではないしオンリーワンでもない、ということでしょうか?

こういう人に限って、オンリーワンとはその道のナンバーワンのことだ、とか言います。

その道って、どの道ですか?
その道に属する人たちの中で最も優れた人がオンリーワンなんですか?

それはオンリーワンではなくナンバーワンですよね?

オンリーワンはどこまで行っても「ほかと比べる」ものではありません。
周りの人たちからどのように評価されようとも、本人がオンリーワンだと思えばそれはオンリーワンなんです。

そういう意味では確かに独りよがりかもしれませんが、それについて周りがとやかく言うべきことではないんです。

オンリーワンの持つ致命的な「欠点」とは?

オンリーワンについて、ナンバーワンと同軸で語れるものではないことはご理解いただけたと思います。

でもオンリーワンには、ひとつ大きな欠点があります。

それはオンリーワンを標榜する本人が「こんなことでオンリーワンなんて言っていいのかな」と不安に思う場合があるということです。

理屈から言えばそんなことで悩んだり不安に思ったりする必要なんて全くないんですが、心のどこかで「こんな小さなことでオンリーワンだなんて言うのは・・・」という思いがどうしても拭えない人って結構います。

これはその人がオンリーワンについて間違った認識が抜けきれていないために起きることで、周りから見てどうこうなんて気にする必要はないんだと理解出来ていないことに起因します。

これって、ナンバーワンは素晴らしい、オンリーワンなんて独りよがりだ、みたいな価値観が横行してしまったために、頭では「そんなの関係ないね」と理解は出来てもなかなか心の奥では拭いきれないものとなっているんです。

こういう人にいくら説明しても
「そうは言っても・・・ねぇ」
みたいな反応を返してきたりします。

アナザーワンという提案

そんな人にお勧めしたいのが「アナザーワン」という考え方です。

これはあくまでオンリーワンの範疇にはなりますが、従来のオンリーワンを発展させた考え方と思ってください。

つまり、従来とは違った分野でオンリーワンを目指すという考え方です。
従来の分野で自分を表現しようとするとどうしても胸を張れないのならば、いっそのこと別の道に踏み出して見ませんか、という提案です。

たとえばあなたが抽象絵画でオンリーワンを追い求めていたとします。
抽象絵画の世界は先人も多く存在し、その中で自分なりの個性を発揮することに行き詰まり感を感じているかもしれません。

もちろんそのまま抽象絵画の世界で自分を突き詰めていくのもアリですよ。

でもこのまま突き詰めていくことに違和感を感じるようなら、ここは思い切って作風を変えてみるのも手だと言うことです。

もしかするとあなたは、抽象絵画の世界では見いだすことの出来なかった可能性をポップアートの世界に見いだすかもしれません。
これはやってみないと分からないことです。

大事なのは「行き詰まったら方向を変えてみる」ということです。
初志貫徹から自己矛盾へ(笑)

いいじゃないですか、自己矛盾。
最初に決めたことを最後まで貫き通すことが偉いわけでも何でもありませんよ。
違うな、と思ったら別の選択肢に乗り換えるのは悪いことではありません。

私は30年を超える長いサラリーマン生活で、初志貫徹にこだわり新たな人生を見つけて輝いている人を数多く見てきました。
職人の世界ならいざ知らず、サラリーマンなんて会社の都合で異動が頻繁にありますから、自分の思い通りにならないことも多々あります。

そんなときいくら「今の仕事を自分は突き詰めていきたい」と言ったところで無意味です。
そこで生きていきたければ、会社の言うことを聞くしかないんです。
それがいやなら会社から飛び出すことです。

俺は一生この会社で頑張ると意気込んで入った会社でも、自分の思い通りにならないことなんていくらでも起きてくるということです。
初志貫徹、それでもその会社で頑張り続けますか?

それとも自分のやりたいことを優先して会社を辞める?

周りからすれば
「あれ、おまえこの会社で頑張るんじゃなかったっけ?
それって自己矛盾なんじゃない?」
と言われるかもしれません。

でも、あなたがやりたいことを我慢せずにやるという観点からすれば、
「やりたいことをやるために会社を辞めることはあなたの思いには初志貫徹ですよね」

これが「アナザーワン」の考え方です。

自分が自分にとってのオンリーワンを追求するために、必要ならあえて違う道を行ってみるという選択も検討の価値はあると思いませんか?

まとめ

今回はナンバーワンとオンリーワンの違いについて考えてみました。

どちらがいいとか悪いとか、そういうことではありません。
そもそも異なった軸上にある考え方ですから、それを比較すること事態に無理があります。

ナンバーワンはあなたを含め多くの人が認める価値観といえます。
これに対しオンリーワンはあなた自身だけの価値観です。

オンリーワンはあなたが納得できればその価値基準をどんどん変化させていって構いません。
またそれに対して周りがとやかく言うべきことでもありません。

人生のどこかのタイミングで、あなた自身の価値基準がガラッと変わってしまうときがあるかもしれませんが、そんなときは臆することなく堂々と胸を張って歩む道を変えていけばいいんです。

あなたの人生はあなたのものです。
誰に遠慮する必要があるのでしょう?

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